VegiLiciousレストランのコンセプトは、調和、幸福、世界平和。
この3つの繋がりを意識するきっかけとなったのは、私がレスリングに没頭していた頃にさかのぼります。
日本では、全国社会人レスリング・チャンピオンの座を獲得した私は、当時から、健康志向が高く、揚げ物やスナック菓子やジャンクフード、添加物の入った食品は控えてはいましたが、肉類も普通に摂っていました。ところが、お肉を多く食べた次の日のトレーニングでは、成果が上がりにくいということに気づき、少しづつお肉を食べる 量を減らしていくと、どんどん調子がよくなっていきました。
これを機に食と健康の繋がりについて深く学び始めると、肉の健康面に与える悪影響だけではなく、畜産による環境破壊、食糧不足の助長、そして家畜の悲惨な飼育・屠殺方法を知り、何も知らずに肉を食べ、そして当時勤めていた焼肉レストランのマネージャーとして肉をたくさんお客様に食べさせることに罪悪感を感じるようになりました。
呼吸やげっぷ、おならによる温室効果ガスの排出は全世界の車から出るそれ以上、糞尿による酸性雨、牧場の砂漠化、劣悪な環境で飼育される家畜、そして地球の裏側では慢性的な飢餓に苦しんでいる子どもたちがたくさんいるというのに、家畜にはコーンや大豆、麦といった穀物が、肉1kgを生産するのにな んと平均8kg(牛肉は11kg)も与えられているという現実に悩みました。
「生きる目的とは何か? なぜ生きるのか?」と考えた時、生まれてきたのは、魂を綺麗にするためだということにたどりつきました。自分は、誰かの役に立ち、喜びを与えることが人生の目的で、そのために実践する力を身につける。それが生きる意味だと悟ったのです。
そして、人間本来の食性である野菜・穀物中心の食事方法に軌道修正することが、人、動物、地球の健康を維持するための解決策になるとの思いから「VegiLicious」をオープンしました。地球と人が理想の姿に少しでも近づけることに貢献することが目標です。
そもそも人間の体は構造上、肉を食べるようにできてはいないわけで、自分の体をいたわり体が喜ぶビーガンの食事(非動物性の食材で作った食事)は、心身の健康維持に効果を表します。
私自身、ビーガンになる前から20年以上、東洋と西洋の栄養学を常に研究し続け、炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルのバランスを考えた食事を作ってきましたが、今も、偏りのないよう同じような栄養バランスで作っています。
私が食するたんぱく質の中心は、豆腐やテンペ、その他豆類、大豆製の代替肉だが、それで充分筋肉を作ることもできます。
私は19年前、日本全国社会人レスリング選手権で優勝していますが、48歳の今も現役アスリートの体型・筋肉を維持しています。ビーガンになって以来、病気になったことがないばかりではなく、疲れを感じることもありません。
VegiLiciousの料理を食べて「美味しい!」と喜んでいただけると、私にはこんなに嬉しいことはありません。
その方の健康と幸せに寄与できるだけでなく、地球の環境問題・食料問題の緩和にも貢献できるからです。
中尾あきら
ヴィーガンシェフ/コンサルタント/トレーナー
99、00 年、全国社会⼈レスリング選⼿権優勝。
⻄洋と東洋の栄養学、ホリスティック栄養学を統合した⼈間にとって最適な⾷事を指導。
(2019年3月現在)
食や運動、健康についてのセミナーなども受付けております。
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